山二造酢株式会社

山二造酢株式会社は、三重県津市にて明治20年創業以来「酢酸菌」のチカラを借りた昔ながらのお酢造りを続けています。
製品造りを通じて皆様の健康に役立てていただきたい、健康な生活を送っていただきたいという想いで皆様へお届けしております。

製造工程

お酢ができるまで

仕込み　＞　発酵　＞　熟成　＞　ろ過・殺菌・瓶詰め

「じっくり発酵・ゆっくり熟成」
長い歴史の中で、時代にあった製品造りをしております。

仕込み

創業当時から変わらない蔵で山二造酢は造られています。
地元の酒造からいただいたよく熟成している酒粕を主原料にしてお湯に溶いたら麻袋に入れて搾ります。
湯・アルコール・種酢と共に木樽の中でよく混ぜます。この木樽も当時の物を現在も使用しております。

発酵

発酵槽へ移した液体の上にお酢造りをする上で最も重要な酢酸菌の幕を浮かべたら静かに時間をかけてゆっくりと発酵させていきます。
発酵槽には季節に合わせて莚（むしろ）を掛けて発酵に適した温度を保ちます。
そうしてじっくり発酵させることで酸味の角が取れた口当たりがとてもまろやかなやさしいお酢が仕上がります。

熟成・ろ過・殺菌・瓶詰め

発酵が終わるとタンクに移して約1～2ヶ月ほどかけて熟成させます。
熟成させることで、よりまろやかさが増し旨みのあるお酢になります。
その後はろ過し、殺菌した後瓶詰めをしてお客様にお届けする製品になります。

商品について

山二造酢のお酢は、口当たりが良く“ツン”とこないのが特徴です。
飲むお酢は飲みやすく、家庭用食酢は笑顔溢れる心豊かな食卓にいたします。

家庭用食酢

昔ながらの醸造法で製造した家庭用食酢です。酢の物、中華、寿司酢のベース等にお使いいただけます。
素材を引き立て「味・香り・酸味」が食卓の料理を彩る逸品です。

黒にんにく発酵酢

青森県産のブランド種・福地ホワイト六片種を無添加、無着色で酢酸発酵をさせたお酢です。芳醇な香りと旨みがあり、にんにくの味がしっかりするにも関わらず飲みやすく、毎日の元気をサポートします。

飲むお酢

甘い「フルーツ」や体を芯から温める「生姜」などと合わせた飲むお酢です。日頃から手軽に飲みやすく、ちょっぴり刺激的に、美味しく仕上げています。

飲むお酢への挑戦

飲むお酢を製造する中で、幾度も試行錯誤を重ねようやく4代目社長の代で完成した製品が黒にんにく発酵酢です。にんにくには抗菌作用があり、酢酸菌に対し抗う部分がどうしても発生してしまいなかなかうまく醸造できませんでした。それでも諦めず、長年培ってきた知識と技術を駆使し、製品化を実現させました。

フルーツの飲むお酢製造において、糖分の高いものはお酢にしやすいのですが、糖分の低いものはお酢にしにくく難しい問題もありました。しかし、山二造酢のノウハウを使うことで飲みやすく製造し皆様にお届けできております。お飲みいただきました皆様から「とても美味しく飲みやすい」という声を多くいただき、大変嬉しく思っております。